論説・コラム

  • noimage[視点]水道水汚染の脅威~PFAS調査阻む地位協定水道水汚染の脅威~PFAS調査阻む地位協定                        沖縄国際大学教授 前泊  博盛  瑞穂の国と呼ばれた日本の豊かな水源が米軍基地と自衛隊、そして行政によって静かにそして長期にわたって汚染され、国民の命を脅かし続けている。発がん性など多くの健康被害が指摘されるPFAS(=有機フッ素化合物の総称)汚...論説・視点2023年09月09日
  • noimage[視点]政府の学術会議法改定見送りと今後の課題 -「学術と政治」の関係を考える政府の学術会議法改定見送りと今後の課題 ―「学術と政治」の関係を考える―                        早稲田大学法学学術院 教授 岡田 正則 はじめに  2022年12月以来、政府は日本学術会議の会員選考に政府が関与できるようにするための法改正を準備してきたが、4月20日、岸田首相は法案提出断念の意思を表明し...論説・視点2023年08月03日
  • noimage[視点]入管法改悪反対!NO!の先にある社会②入管法改悪反対!NO!の先にある社会② 労使対等原則が担保された多民族・多文化共生社会へ                        移住者と連帯する全国ネットワーク 共同代表理事 鳥井  一平 偽装する政府、私たち、私たちの社会  政府の歪んだ移民政策は、具体的には、まず在留管理としては、2012年の外国人住民票の導入を経...論説・視点2023年07月26日
  • noimage[視点]入管法改悪反対!NO!の先にある社会①入管法改悪反対!NO!の先にある社会① 労使対等原則が担保された多民族・多文化共生社会へ                        移住者と連帯する全国ネットワーク 共同代表理事 鳥井  一平 入管法改悪NO! 国会前シットイン  4月14日の衆議院法務委員会での審議入り以来、国会前でのシットインを6月9日まで18回行った...論説・視点2023年07月06日
  • noimage[視点]多摩地域の有機フッ素化合物PFAS汚染に対する取り組み多摩地域の有機フッ素化合物PFAS汚染に対する取り組み                        健生会立川相互ふれあいクリニック 青木 克明 1.多摩地域の水のPFAS汚染  PFASと呼ばれる有機フッ素化合物は耐熱性、対薬性に優れておりコーティング材、泡消火器、半導体などに広く利用されてきた。しかし、分解されることなく、...論説・視点2023年06月30日
  • noimage[寄稿]マイナ保険証をもてない人たち 須田クリニック 須田 昭夫  医療を遠ざけるマイナ保険証  マイナ保険証を持てない人がたくさんいます。事情があってマイナカードを取得できない高齢者や障害者、DVから逃れて住所を隠すためにマイナカードを持てない人もいます。保険証は手続き不要で手に入りましたが、マイナ保険証は自分で役所に行って手続きしなければなりません。マイナカード本体...論説・視点2023年06月09日
  • noimage[視点]都立・公社病院がもたらしたもの都立・公社病院独法化がもたらしたもの                        都立病院機構労働組合 書記長 大利  英昭 短期・長期に分けて考える独法化の影響  独法化が都立・公社病院の医療提供にどのような影響を与えるのか。この問題を考えるには、独法化の影響を短期・長期に分けて考える必要があります。短期的な問題は、大阪府立...論説・視点2023年06月09日
  • noimage[視点]障害者が安心して65歳を迎えられる社会を障害者が安心して65歳を迎えられる社会を ~天海訴訟控訴審判決を受けて~                        天海訴訟弁護団 弁護士 坂本 千花 1.天海訴訟の経緯  千葉市に住む天海正克さんは、障害者総合支援法に基づく居宅介護サービスを利用して生活していたが、65歳になったことを機に、介護保険法による有償(月1万5...論説・視点2023年05月26日
  • noimage[視点]マイナンバー制度の危険な変質マイナンバー制度の危険な変質                        共通番号いらないネット 原田  富弘 政府も認める名寄せの危険性  2016年に始まったマイナンバー制度は、個人を識別特定する番号をつけて、個人情報を生涯追跡可能にし、分野を超えて照合可能にする社会基盤として作られました。   政府が半世紀にわたり...論説・視点2023年04月19日
  • 202303152a[視点]この国は福島原発事故から何を学んだのか いつまで国民を騙し続けるのかこの国は福島原発事故から何を学んだのか いつまで国民を騙し続けるのか 原発避難者群馬訴訟(元)原告 丹治  杉江    原発事故から12年。日本史上最大の放射能公害事件は無辜の民の人生を狂わせ、戦後最大の国内難民を生み、今も被災地域、多くの被災者に深い苦悩と分断をもたらし続けている。  人間には不安や苦しみを回避するため「忘れ...論説・視点2023年03月24日