支払基金東京支部と懇談―減点・返戻理由の具体的記載と再審結果の早期通知等を求める

公開日 2017年03月27日

 協会審査対策委員会は2月16日、協会セミナールームにて社会保険診療報酬支払基金東京支部(以下、支払基金)との懇談を実施した。

 協会からは浜野審査対策委員長、赤羽根審査対策委員、事務局5人が出席し、支払基金からは審査企画部・医科審査課より斎藤審査企画部長はじめ4人の担当者が出席した。

 今回の懇談では、主に2016年4月診療報酬改定に関し、厚労省への疑義照会のあり方や、解釈が未だ示されていない部分について、また会員から寄せられた減点や返戻の相談について、支払基金の見解をたずねるとともに、減点・返戻における具体的な理由の記載等に関して協会が要望し実現した内容の対応における進捗状況について情報交換したほか、再審査請求に係る結果通知の短縮化等について要請した。示された見解や最新情報については、会員から寄せられる相談業務のなかで反映していく。

 協会は、今後も定期的に支払基金との懇談の場を設定する予定だ。

(『東京保険医新聞』2017年3月25日号掲載)