須田副会長が東京社保協会長に就任

公開日 2017年05月08日

 3月30日、東京社会保障推進協議会(以下、東京社保協)の第47回総会がけんせつプラザ東京で開催され、都内の29の団体と36の地域社保協から159人が参加した。協会からは役員・事務局6人が出席した。

 当日は芝田英昭立教大学教授が「高齢者を直撃する社会保障解体」と題し、記念講演を行った。芝田教授は安倍政権が進める社会保障の連続改悪の動きと東京における医療・介護をめぐる最新の情勢を報告した。特に通常国会に提出された31本にわたる介護保険法等の一部改正法案について、いっそうの患者負担増やサービスの質の低下等、危惧される内容を中心に詳しく解説した。

 なお、続く総会では、2005年から12年にわたり東京社保協会長を務めた竹﨑三立・当協会副会長が退任し、新たに須田昭夫・当協会副会長が会長に選出された。

(『東京保険医新聞』2017年4月25日号掲載)