保険医の生活と権利を守る東京保険医協会

算定漏れに注意!難解な在宅・医学管理料を学ぶ(足立)

公開日 2017年05月15日

 足立支部は3月29日に総会を開催し、会員・従業員10人が参加した。当日は、総会議事に続いて、保険請求上の基礎知識として、協会に問い合わせの多い「医学管理料」と「在宅点数」を中心に事務局から話題提供した。

 これらの算定要件は極めて複雑で、“文書交付”が要件となる点数も増えており、医療機関に点数に見合わない負担を強いている。

 質疑応答では、個別点数の質問とともに、電子カルテやレセコンなど院内で使用している機材の入力がスムーズに行えず、算定要件を満たしているのに算定できない事例が多く寄せられた。例えば、「往診料の“緊急往診加算”の要件を満たしているのに、算定しようしてもレセコンが入力を受け付けてくれない」「一般名処方加算の算定にあたって、実際の処方薬を一般名で表示させることがしばしば困難だ」や「ターミナルケア加算等に“在宅療養実績加算”を上乗せしようとしてもエラーが表示される」など、複雑さを増す診療報酬の体系にレセコン等が十分に対応できない実態が明らかとなった。

 最後に渡邉亨支部長が「今後も診療報酬をテーマに取り上げた支部例会を開催していきたいので、ふるってご参加いただきたい」と述べ閉会した。

(『東京保険医新聞』2017年5月5・15日合併号掲載)