公開日 2017年08月17日
日時
2017年10月1日(日) 14:00~17:00
概要
高齢者人口がピークを迎える2025年に向けて、在宅医療は今後ますます重要になってきます。一方で、国の主導する「入院から在宅へ」という流れの中で、在宅での対応が困難な患者の増加も予想されます。今回は、先進的に在宅医療に取り組んでいる3人の先生方からご報告いただき、今後の在宅医療の在り方について考えたいと思います。
テーマ・講師
14:00~14:30 |
「増加する認知症患者の在宅医療にどう取り組むか」 中村 洋一 氏(中村診療所・中野区) |
高齢者が寝たきりになる原因として、脳卒中、認知症、骨折などが上位に上げられている。その中でも認知症患者の増加は顕著であり日々外来でも増えている。認知症患者の多くは、高血圧などの合併症を有し、生活環境や家族関係の問題も抱えているので全人的、丸ごとの関与が必要である。当診で悩みながら対応している実情を報告する。 |
14:30~15:00 |
「東京、石巻、シンガポールでの在宅医療とICTシステムの開発・展開」 武藤 真祐 氏(医)鉄祐会 祐ホームクリニック・文京区) |
医療法人社団鉄祐会では在宅医療の質及び効率の向上を促進するために、在宅医療支援システム及び地域包括ケア支援システムを開発し、院内や地域で利用している。シンガポールでも日本型在宅医療をカスタマイズ化し提供している。今回はその歩みと直面した課題を報告したい。 |
15:00~15:30 |
「在宅緩和ケアにおける病診連携のイロハ・・・」 吉澤 明孝 氏(要町ホームクリニック・豊島区) |
地域包括ケアは「言うは易く、行うは難し」である。がんの在宅緩和ケアは、その特徴から他疾患の在宅と異なる病診連携が必要不可欠である事などの症例を交えて報告したい。 |
休憩 ◇ 15:30~15:45
討論 ◇ 15:45~16:55
会場
協会セミナールーム
参加費
無料
定員
70人
※終了後、懇親会を予定しております。(参加費別途)
備考
日医生涯教育制度・単位申請中
申込み
「10/1在宅医療シンポジウム参加申込み」として①会員名、②医療機関名、③参加人数、④電話番号、⑤FAX番号、⑥懇親会(参加費別途)への参加を希望される方はその旨を明記の上、FAX(03-5339-3449)までお申し込みください。
※なお、この申込書の到着をもって申込み完了といたしますので直接会場にお越しください。
※東京保険医協会会員の方はメールフォームからもお申込みを受け付けています。こちらからどうぞ。
懇親会への参加を希望される方は、備考欄にその旨ご記入ください。
問合せ
協会 研究部
TEL:03-5339-3601/FAX:03-5339-3449