『協会の助言「本当に助かった」』 第38回新入会員歓迎懇談会を開催

公開日 2017年12月05日

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協会組織部は11月11日、ホテルセンチュリーサザンタワーにて新入会員歓迎懇談会を開催し、新入会員ら21人が参加した。

開会の挨拶に立った鶴田幸男会長は、新入会員を前に、自らが受けた個別指導の経験を紹介し、「萎縮する必要はまったくない。協会では帯同弁護士の紹介なども行っている。先生方も指導の通知を受け取り、対応に困った際は気軽にご連絡いただきたい」と挨拶した。

続いて、井上博文組織部長が「協会活動の特徴は会員に開かれていること」と述べ、多彩な行事や専門部会への参加を呼びかけた。

参加者からは、「最初は保険診療の請求方法さえ分からず、レセプトの返戻に対してどのように対処したらよいのか困っていた。協会で懇切丁寧に教えていただき、本当に助かった」「土日の診療があり前回は参加できなかった。今日は先輩方から経験談やアドバイスを聞くことができてよかった」と感想が寄せられた。

また、「検査が多いためどうしても保険点数が高くなってしまう。個別指導に選定されないか心配だ」といった声も出された。

審査指導対策部長である浜野博理事は、保険点数や審査・指導に関する疑問に関連して「まずは、日常診療においてきちんとカルテに内容を記載することが重要だ」と説明し、新規個別指導が開業後2年程度で実施されていることなど、審査・指導に関する最近の動向をあわせて報告した。

最後に須田昭夫副会長が「会員から質問や問い合わせがあることで、私たちは先生方が困っていることを知ることができる。遠慮なく協会を利用してほしい」と新入会員に呼びかけ、盛況のうちに閉会した。

(『東京保険医新聞』2017年11月25日号掲載)