練馬支部総会を開催―新点数、患者の目線で意見交換(練馬)

公開日 2018年03月20日

180315_練馬支部総会

練馬支部は2月21日、練馬区役所展望レストランで支部総会を開催し、10人が参加した。総会議事では、2018年度の支部事業計画を協議のうえ確認した。18~19年度支部役員の選出では、新たに岡英孝先生を支部幹事に選出、本部役員は引き続いて吉田章副会長、申偉秀理事を推薦することを確認した。

今次診療報酬改定の最新情報では、かかりつけ医機能を評価するため初診料に新設される「機能強化加算」について、「患者にとっては医療機関によって初診料が違い不合理ではないか。患者にどう説明したらよいのか分からない」、ベンゾジアゼピン系長期処方の減算規定の追加について、「減算規定は、休薬期間を設ければリセットされるのか。薬を必要とする患者さんに、どう対応していけばよいのか」など、患者の目線にたった意見や質問が多く出た。

その他にも「ますます点数が複雑化していて、算定が難しくなっている」という意見もあった。

参加者が一言ずつ感想を述べたあと、申理事から「新点数説明会等で疑義解釈について最新情報の説明がある。今後の動きに注視していただきたい」と発言があり、閉会した。

(『東京保険医新聞』2018年3月15日号掲載)