No nukes 3.4全国集会に参加~脱原発の世論を盛り上げよう~

公開日 2018年03月30日

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2018年3月4日、「No nukes 3・4全国集会~原発ゼロの未来へ 福島とともに~」が原発をなくす全国連絡会の主催で開催され、会場である日比谷野外音楽堂に約3,000人が集まった。協会からは、須田昭夫副会長と事務局あわせて5人が参加した。

集会では城南信用金庫相談役で原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)会長の吉原毅氏がメインスピーチに立った。1月10日に同連盟が発表した“原発ゼロ・自然エネルギー基本法案”について、「今では脱原発、自然エネルギーが世界的な流れであり、原発は割に合わないということが常識」とし、「政府内も原発政策については必ずしも一枚岩ではない。法案の実現を目指して大きな世論を巻き起こしていこう」と述べた。

その他、国会議員の挨拶や、各地域の代表者のリレートークが行われた。「福島のひなん生活を守る会」代表の鴨下祐也氏は、国と福島県が避難者への応急仮設住宅の提供を2017年3月末で打ち切り、帰還政策を進めていることについて、「原発事故はいまだに収束しておらず、避難者に福島への帰還を強要することは許されない。打ち切りの撤回と、避難用住宅の長期無償提供を求めてたたかう必要がある」として、運動への協力を訴えた。

集会後はパレードが行われ、脱原発を訴えながら銀座の街を行進した。

(『東京保険医新聞』2018年3月25日号掲載)