保険医の生活と権利を守る東京保険医協会

シンポジウム-医学部入学者選抜の未来を考える~医師の多様性の視点から~

公開日 2019年06月06日

 医学教育の第一線で奮闘されているシンポジストに医学部入学者選抜について語っていただきます。

≪シンポジスト≫

杉原 正子 氏 東京医療センター 精神科医師/協会勤務医委員会委員

  「学力(偏差値)が高いというだけで医師になる人が多い」、「18歳で医師になりたいかどうか決断できるのだろうか」。市民からも医療者からも、このような声を聞くことがよくあります。しかし、それでは、どのような評価基準で医学部の入学者選抜を行い、どのような方法で、どのような医師を育てたらよいのでしょうか?医師の卵を選ぶ選抜で、学力以外に問うべきことがあるとすれば、それは一体何なのでしょうか? 18歳より後になって、他の学部を経て医師を目指す人たちの入学者選抜は、どのように考えるとよいのでしょうか? 皆様と一緒に議論を深めていきたいと存じます。       

林 由起子 氏 東京医科大学学長

 昨年、医学部入試における属性による差別など不適切な事案が明らかになったことに端を発し、過酷な医療現場の現状と照らし合わせ、我が国で求められている医師像について議論がわき起こっている。

 我が国はOECD加盟国中、人口当たりの病床数、医師1人当たりの診療患者数が極めて多い。一方で人口当たりの医師数は少なく、女性医師の比率は最下位である。また、研究医の減少は我が国の医学研究水準を低下させる危機的状況を招いている。このような状況の中で医師としての適性とは何か、また入学試験という限られた場でどのように学生を選抜し、育成していくのか。共に考える時間にしたいと思います。

赤津 晴子 氏 国際医療福祉大学医学部 医学教育統括センター長・教授成田国際交流センター長

 これまで25年程私は米国にて医学教育、臨床医療に携わり、その間大学教員としてピッツバーグ大学及びスタンフォード大学医学部入試にも関わってまいりました。その経験から米国の医学部入試選抜のあり方をご紹介致します。

 日米の入試システムは異なり、相互に学ぶべき点はもちろんあります。しかし国別の差に注目するよりも、むしろ世界中のどの医学部であっても、医学部入試は突き詰める所、どの様な医師を社会に輩出し、医療の質を保証するのか、という医学部の社会的使命に直結する重要課題であることを再確認するきっかけとなればと思っております。  

≪日時・会場≫

 7月28日(日)13時~16時   東京保険医協会セミナールーム

 新宿区西新宿3-2-7 KDX新宿ビル 4階 Tel 03(5339)3601【JR新宿駅 南口 徒歩10分】

■ 参加費無料 定員70人       (申込先着順 定員になり次第締切)

■ 参加対象者 東京保険医協会 会員に限ります

≪申し込み≫

 「7/28医学部選抜を考えるシンポ」として、(1)参加者(会員)名、(2)医療機関名、(3)電話番号、(4)FAX番)号をご記入のうえ、協会までFAX(03-5339-3449)でお申し込みください。

※メールフォームからもお申込みを受け付けています。こちらからどうぞ。

≪問合せ≫

 東京保険医協会 勤務医委員会 担当:山本逸、小川、山本麻

 TEL:03-5339-3601/FAX:03-5339-3449