保険医の生活と権利を守る東京保険医協会

論説・コラム

  • 【寄稿】国保の都道府県化は加入者の立場で東京保険医協会 政策調査部長 須田 昭夫 日本に住む人は、何らかの公的医療保険に加入しており、「国民皆保険体制」と呼ばれます。公的医療保険の加入者数は、協会健保3,639万人(28.3%)、区市町村国保3,303万人(25.7%)、組合健保2,913万人(22.7%)、後期高齢者医療制度1,577万人(12.3%)、その他11%などとなっています...論説・視点政策調査部2017年08月02日
  • 【視点】政府が進める「働き方改革」の問題点―残業月100時間を容認川人法律事務所 弁護士   川人 博 政府が進める働き方改革の内容は、つぎのような理由から、過労死をなくすことや長時間労働を解消することに実効性があるとは言えず、むしろ、過労死を助長する危険性が大である。 第1に、一カ月100時間近くの時間外労働を容認しており、いわゆる「過労死ライン」の労働を放置することにつながる。ちなみに、電通は、故高橋...論説・視点2017年08月02日
  • 【視点】東京における遠隔「診療」と医療安全臨床医として、最低限の努めを果たせるのか 東京保険医協会 副会長   岩田 俊 患者と同席しての「対面診察」のない遠隔「診療」を模索する動きがはじまっています。 通信速度の飛躍的高速化、機器の小型化と各家庭への普及、データの大容量化による動画の精密化等々により、「デジタル化できる部分」が、地理的、時間的制約を超えて専門的医療を提供でき...論説・視点2017年07月18日
  • 170705_01_障害程度区分認定者の要介護状態区分【視点】障害者の介護「優先」問題を考える日本障害者センター 事務局次長・理事   山崎 光弘 軽度者切り・「自立支援」シフトがもたらすもの 「共生型サービス」導入で危惧される障害者の負担増加とサービスの低下 介護優先を固定化する「地域包括ケア強化法」 現在、介護保険優先原則(優先原則)に基づき、障害者が介護保険制度への移行を強要され、利用料負担が課せられること、支援の...論説・視点2017年07月07日
  • 天笠啓祐氏【視点】種子法廃止がもたらす食と農の危機~日本の食卓から食物の多様性が消える~ 天笠 啓祐(あまがさ・けいすけ) (食と農から生物多様性を考える市民ネット共同代表) 主要作物種子法(種子法)が今国会で廃止された。この法律は、米、麦、大豆の品質を守り、向上させて、安定的に供給することで、日本の豊かな食生活を支えてきたといわれている。 種子法廃止の影響について、長年、食と農から生物多様性の大切さを訴えてき...論説・視点2017年06月26日
  • gra_gingkobi【銀杏並木】病弱な医師は良医? 学生の頃、戦争体験のある親から私は「鉄砲玉」と言われていた。朝早く家を出たきり夜遅くまで帰ってこない。毎日楽しくて、やれ「クラブ活動だ」、「友達と約束がある」といっては精力的(?)に動き回っていた。未だに患者さんから、「先生は元気でいいですねえ」と言われている。お陰様で今のところ血圧も正常、採血もまあまあで風邪以外は薬を飲んだことが...コラム2017年06月26日
  • gra_gingkobi【銀杏並木】言葉は人間生活のエキス  人はそれぞれに生まれ育った国土の伝統を無視して生きられない。そして、その伝統つまり文化、文明の核心を形成するのは言葉にほかならないことを、しかと自覚しなければならないのではないか。  生活とは言葉そのものだと極論できるほど、人間の行為、行動と言葉とは深く一体化している。言葉はいわば人間生活を蒸留して得られたエキスである。 ...コラム2017年05月25日
  • 地域包括ケア強化法案の中身【視点】“『我が事・丸ごと』地域共生社会”に隠された思惑 「地域包括ケア強化法案」を踏まえて考える日本障害者センター 事務局次長・理事 山崎 光弘 はじめに  2017年5月18日、「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案」(通称「地域包括ケア強化法案」)が参議院厚労委員会で審議入りしました。当初、第193回国会に上程されるのは介護保険法に係る改正案とみられていましたが、実際に提出されたのは31の法律を「改...論説・視点2017年05月25日
  • 【銀杏並木】桜 さくら 花冷え、花霞、花の雲、花曇り、零れ桜、花嵐、花散らしの雨に花筏…こうした言葉を見ると、日本人は本当に桜が好きなんだなぁと思う。ふわっと淡いさくら色がけぶっているのを見ると、1本だけでも嬉しくなる。  その桜、今年は満開になるのが遅かった。やっと咲いたと思ったら突然のゲリラ雷雨や連日の曇り空。それも、花曇りと言うよりはどんより曇天。おまけに花冷え...コラム2017年05月08日
  • 成瀬先生STOP!患者負担増署名に取り組む 「知ることだけでも意味がある」 成瀬医院 成瀬 清子(協会理事・杉並区)  今年度は70歳以上の患者負担限度額(高額療養費制度)や、65歳以上の療養病床の居住費負担の引き上げなど、さまざまな負担増が実施されます。  さらに今後は、窓口定額負担の上乗せ、湿布薬や漢方薬の保険外しなどの導入が検討されます。このことはマス...インタビュー2017年05月02日