5.3憲法集会 「いいね!日本国憲法」

公開日 2017年05月25日

170503_憲法集会

子どもたちに戦争をさせない
 5月3日(水・祝)、有明防災公園で「施行70年 いいね!日本国憲法―平和といのちと人権を!5・3憲法集会」が開催され、主催者発表で5万5千人が参加。協会からは、役員・会員、および事務局員等あわせて14人が参加した。

 集会では各政党の代表者が連帯の挨拶を行ったほか、各界文化人のリレートークが行われた。

 米軍基地反対運動のなかで逮捕され、長期勾留されていた沖縄平和運動センターの山城博治議長も登壇し「辺野古では護岸工事が始まったが、沖縄の心は折れることはない。憲法を変えて戦争への道を進もうとする政権を止めよう」と訴えた。

 また、特別ゲストとして韓国から参加した李泰鎬(イ・テホ)参与連帯政策局長は、市民運動によって朴槿恵政権を退陣に追い込むまでの経緯を語り、「国は違っても『私たち国民が主人公だ。人が優先だ』の訴えは一緒だ。日本の皆さんを応援します」と述べた。

 集会後は、2コースに分かれてパレードが行われ「改憲反対」「平和を守ろう」と声を上げながら歩いた。

 当日参加した会員からは、「これまでにない熱気を感じた。子どもたちの世代で戦争をさせないために、現代に生きる私たちが連帯と結束を強めていかなければならないと強く感じた」との感想が寄せられた。

(『東京保険医新聞』2017年5月25日号掲載)