指導計画や保険請求 審査支払機関との懇談も報告(中野)

公開日 2017年07月06日

170606_中野支部例会

6月6日、中野支部は支部例会を開催し、会員やスタッフら12人が参加した。

最初に澤江壽夫支部長から「毎回様々なテーマを取り上げて見識を深めているが、今回は指導の最新情報と保険請求上相談の多い事例について議論したい」と挨拶があった。

当日は新規入会者の参加もあったことから、支部訪問で参加した鶴田幸男会長を含め、参加者同士自己紹介を行い、懇談を深めた。

事務局から、個別指導・新規指導の最新情報として、2018年度の指導計画や集団的個別指導の件数が昨年度から減少していること等、話題提供した。
また、協会では審査支払機関と定期的に懇談を行い、協会の要望を伝えている旨も報告した。

保険請求については、時間外加算、特定疾患療養管理料、診療情報提供料、処方せんを紛失した場合など、問い合わせの多い項目について取り上げた。

参加者からは、「特定疾患療養管理料や難病外来指導管理料の『主病』はどういう考え方をすればよいのか」「診療情報提供料について、診療情報提供書を書いた場合に紹介先の医療機関を特定しないと算定できないと事務連絡で定められているが、転居先で医療機関を受診する場合、医療機関が特定できなくて困る」等の質問や意見が出され、活発に交流した。

中野支部では引き続き引き続き医院経営・診療報酬に関わる情勢検討をすすめ、必要な情報を支部会員に発信していく。

(『東京保険医新聞』2017年7月5日号掲載)