公開日 2021年01月09日
記念講演 「少し肩の力を抜いて“ACP”を考えよう」
講師:竹下 啓 氏(東海大学医学部医療倫理学領域 教授)
「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)を頑張らなくては!」と、みなさん肩に力が入っていませんか。実は、ACPは特別なものではなく、在宅医療・ケアに携わっている皆さんがいつも行っている患者さんやご家族との話し合いの中に包含されているはずです。
この講演では、(1)ACPの定義のあいまいさ、(2)ACPにおける医療・ケアチームの役割、(3)ACPとして示された患者の意向をどう扱ったらよいのかの3つの視点から整理して、ふだんの医療・ケアを振り返る機会になることを目標にします(竹下)。
在宅医の立場から 「在宅(がん)緩和ケアにおけるACP」
講師:吉澤 明孝 氏(要町ホームケアクリニック 院長)
在宅緩和ケアにおいては、アドバンスケアプランニング(ACP)は重要です。しかし難しいことではなく在宅においては、本人家族に「今後どうしたいですか・・・」と尋ね、本人の思いを傾聴、共感し家族を含めた多職種で思いを叶えるようにしているのではないでしょうか。特にがん緩和ケアでは、他の疾患と異なる点があります。今回在宅の現場で特にがんの緩和ケアにおいて他の疾患と異なる点を中心にお話しします(吉澤)。
訪問看護師の立場から 「その人らしい生き方を支援する多職種で取り組むACP」
講師:服部 絵美 氏(白十字訪問看護ステーション 所長)
■日時
2021年1月31日(日)14:00~16:30
■会場
協会セミナールーム(JR新宿駅南口より徒歩10分)
■参加費
無料
■対象
会員医師、コメディカル他
■定員
30人
■申込み
「1/31 2020年度在宅医療シンポジウム参加希望」とし、①会員名、②医療機関名、③参加人数、④電話番号、⑤FAX番号を明記の上、FAX 03(5339)3449またはホームページからお申込みください。
※受け付けは終了いたしました。
■問合せ
東京保険医協会・研究部/地域医療部