[私と保険医協会]保険医協会への入会で経営・生活に安心感

公開日 2024年04月22日

保険医協会への入会で経営・生活に安心感


芳賀 真理子(北区)

 私が保険医協会の存在を知ったのは、知り合いの開業医の先生方2人からの良い評判によってでした。「医師会は会費が高いが、保険医協会は会費が安い」「医療事務業務の相談事への対応も迅速で、受付が仕事をしやすい」など、主に医療事務関連、診療報酬改定などの情報提供並びに対応が速やかかつ的確だということでした。

 私は開業後も医師会にも保険医協会にも入っていなかったので、医療関係の情報はもっぱら保健所が頼りでした。診療報酬関係についてはネット検索に頼る形で、保険証や医療証のイレギュラーな対応にはいつも不安がありました。年数を重ねるにつけ、労務管理への不安や現実的な対応が迫られる中で、保険医協会が労務管理についても対応しておられることを知り、入会することにしました。

 入会してみるとまさに評判通りで、医療事務関連は些細なことでも質問すればすぐに応答してくださいますし、労務管理についても同様で、必要に応じて迅速に弁護士の見解も確認して回答してもらえます。

 医療関連の情報はメールやFAX、郵送や機関紙などでふんだんに送られてきます。

 政策の問題点についても声を上げる力を持っておられ、医療制度全体について真摯に向き合っておられる姿勢に、感銘を受けることがしばしばです。研究会・講演会も充実しており、医療をはじめとして多方面の知識を得ることが可能です。

 保険医年金や休業保障、グループ生命保険などの共済制度も充実しており、情報の質と量、現実的な対応力の安定感、コミュニティ形成力と発信力などのバランスを兼ね備えた保険医協会に入会したことで、診療所運営並びに生活全般に安心感が持てるようになりました。

(『東京保険医新聞』2024年4月15日号掲載)