保険医の生活と権利を守る東京保険医協会

【主張】保険医協会への入会を訴えます

公開日 2016年09月05日

 東京保険医協会は、保険医の資格を持つ医師が任意に集まった自主的な団体です。創立以来50余年が経ち、会員数も現在では5,500人に迫る団体となりました。医師が医師らしく患者さんのために尽力できるよう、患者さんの立場に立って日本の医療制度をよりよきものとして守っていくことを目的としています。

 戦後70年が経ち社会状況は激変しました。いのちの尊さが希薄化していくなかで保険医の使命は、厳しいながらも国民の生命と健康の増進に寄与していくことではないでしょうか。

 一方、国は赤字財政を理由に社会保障、医療費の削減を断行しています。しかし財源がないのではなく、予算を他に回し割り当てていないだけなのです。そしてその政策は、じわじわと国民の生命と健康に負の影を落としています。医療難民、介護難民は、もはや聞き慣れた言葉になってしまいました。

 保険医協会は決して国策に逆らう団体ではありません。むしろ患者さんと向き合い、医療現場から良き医療の在り方を模索し公に発信していこう、また無視されがちな保険医の生活と権利を守っていこうという志から生まれた団体です。

皆様も実感されているように最近の診療報酬は、改定の度に複雑化・難解化しており、医療事務は大変な負担を強いられています。医療現場では患者さんと向き合うより診療算定ルールに神経を尖らせざるを得ないのが現状ではないでしょうか。

 保険医協会は日常診療での困ったことや疑問に全面的に手を差し伸べ、会員一人ひとりに援助をする体制を整えています。また、特定の政党や組織とのしがらみもないため、自由に活動を展開しております。医療政策の改悪にも堂々と国に改善の要望を訴えて参りました。不当な審査・査定にも改善の要求をして参りました。その甲斐あって徐々に要望は受け入れられていますが、まだまだ十分とは言えません。今こそ、保険医が力を合わせ、より良い医療制度を目指し、世界に冠たる日本の国民皆保険制度を守っていくことが大切ではないでしょうか。

 保険医協会の活動、特徴は主に以下の点です。

  1. 診療報酬算定ルールの具体的な解説
  2. 不当な審査・査定に対するアドバイス、サポート
  3. 医院経営に役立つ税務・スタッフ雇用の情報
  4. 多彩な学術研究会活動
  5. 保険医年金や休業保障、グループ保険等多彩な共済制度
  6. 医療政策・介護政策はじめ社会保障政策の改善運動
  7. スポーツ・文化・食等の趣味を通じた活動

 ――その他、多岐にわたっています。

 会員の皆様一人ひとりが主役です。ご一緒に活動していただければ、一般のメディアでは取り上げられないような医療情報や医療情勢もお伝えできます。

 国策に振りまわされるだけではなく、先生方の医療に対する切実な思いを保険医協会を通して実現していきませんか。日々の診療報酬算定等の電話相談もスタッフを含め気軽にできるとご好評をいただいております。一人でも多くの保険医の先生が入会していただけることを切にお願い申し上げます。

☆ 保険医協会への入会について、詳しくは こちら からどうぞ ☆

(『東京保険医新聞』2016年9月5日号掲載)

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