保険医の生活と権利を守る東京保険医協会

ワクチンセミナーに62人 予防接種の基礎知識を学ぶ

公開日 2016年01月25日

 11月28日、サルビア会・就労環境部と地域医療部はワクチンセミナー「予防接種の基礎知識と最新情報」を協会セミナールームで開催し、62人が参加した。

 冒頭にサルビア会副部長の丸本百合子先生が開会の挨拶を行い、「実際の接種方法の説明など基礎的なことと併せて、新しいワクチンについての情報もお話ししたい」とセミナーの趣旨を説明した。

 地域医療部事務局から、東京都内区市町村ごとの予防接種公費助成事業の概要を説明するとともに、協会が東京都や都議会各会派に対して、助成事業を実施している自治体を都が支援するよう要請していることを紹介した。

予防接種の基礎知識を学ぶの様子画像

次に、成瀬清子理事が近年急速に数が増えている予防接種を的確に行うことができるよう、ワクチンごとの接種時期や接種間隔など、スケジュールを組み立てるために必要な知識を解説。さらに、同時接種の重要性、接種時期がずれてしまった場合の対応等を報告した。

 続いて、細部千晴理事が最新情報として、今までのセービング株を用いたDPT-IPV(四種混合ワクチン)に加え、新たに発売されたソーク株を用いたチメロサールフリーのDPT-IPVと四価になったインフルエンザHAワクチンおよび次世代ワクチンと期待される経鼻接種型インフルエンザワクチンについて紹介した。

 接種の実際では、ワクチン薬の注文から接種の実技までをDVDを用いて示したあと、接種部位をロールプレイで示した。

 質疑では多くの質問が寄せられ、両理事が回答・解説を行った。

 参加者からのアンケートでは「予防接種の基礎的なことが分かってよかった」という声や、スタッフを対象にさらに具体的な内容のセミナーを開催してほしい等の要望が寄せられた。

(『東京保険医新聞』2016年1月25日号掲載)