保険医の生活と権利を守る東京保険医協会

論説・コラム

  • 【視点】保険証のオンライン資格確認を食い止めよう保険証のオンライン資格確認を食い止めよう 東京保険医協会 副会長 吉田 章   はじめに  マイナンバーカードを使い、保険証資格確認をオンラインで行う制度が2021年3月から始まろうとしています。この制度が施行されれば患者側にも医療側にも多大な負担がかかると予想されます。  まず保険者は被保険者番号を個人単位化し、マイナンバー...論説・視点2020年03月05日
  • 【談話】調査結果から見えてきたもの協会理事 中村 洋一  2019年11月に協会で実施したアンケートの結果から、開業医の働き方が多くの問題を孕んでいることが明らかになった。  診療時間は総じて週40時間だが、書類記載、レセプト業務、労務、医師会業務、研究会など診療外時間も含めると、回答者の約2割が過労死ラインの週60時間、月80時間の残業時間を超えており、高収入な職業の代表...コラム地域医療部2020年02月13日
  • 【視点】都立・公社病院の「独法化」は医療の後退につながる都立・公社病院の「独法化」は医療の後退につながる 都立病院の充実を求める連絡会 代表委員 氏家 祥夫   都立、公社14病院の「独法化」を突然発表  2019年9月26日に厚労省は、全国の公立・公的病院424病院を「再編・統合の議論が必要」として実名で公表しました。東京でも難病患者の治療を行う都立神経病院、島で唯一の国保町立八丈病院...論説・視点2020年02月08日
  • 【視点】羽田空港新着陸ルートの危険性羽田空港新着陸ルートの危険性 元日本航空(JAL)機長/航空評論家 杉江 弘  2020年3月末の夏ダイヤから羽田空港への着陸に都心上空を飛行する新ルートが採用されます。  国土交通省(国交省)の説明では、南風時の15時から19時の間の3時間、都心上空を経由して北から進入着陸する方式を導入するとしています。その理由は、海外からの訪日旅...論説・視点2020年02月05日
  • 【寄稿】五輪大会は安全を目指せ五輪大会は安全を目指せ 政策調査部長 須田 昭夫    国際オリンピック委員会(IOC)は、巨額の放映権料を得られる期間を考慮して、2020年の競技を7月15日からの開催と決定し、この期間に合わせた会場探しが行われた。東京都は「東京の夏は温暖で、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる、理想的な気候」と謳って五輪を誘致した。...論説・視点2019年12月27日
  • 【視点】憲法とは何か 長谷部恭男・早稲田大学大学院教授は、2015年6月4日の衆議院憲法審査会で参考人として発言し、「安全保障関連法案」に対し憲法違反の見解を示した。今回、憲法とは何のためにあり、何を規定しているのかをテーマに寄稿をお願いした。 憲法とは何か 早稲田大学 大学院法務研究科 教授 長谷部 恭男  憲法は法律の一種ですが、普通の法律とは違...論説・視点2019年12月16日
  • 【視点】「信用スコアリング」は社会を損なう「信用スコアリング」は社会を損なう 政策調査部長 須田 昭夫  インターネットを通じて情報・モノ・サービスが行き交う陰には、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンなどの、IT企業がある。これらの企業は通信販売、会員制交流サイト、音楽や映像の配信、情報検索などの、「基盤」提供者(プラットフォーマー)と呼ばれている。インターネットを利用す...論説・視点2019年10月02日
  • 【視点】薬価の闇と費用対効果加算薬価の闇と費用対効果加算 政策調査部長 須田 昭夫    超高額な医薬品が注目されている。「免疫チェックポイント阻害薬」と呼ばれる抗がん剤の高価格には驚いたが、同様の薬剤が次々と発売される可能性がある。不道徳といえるほどの高価格は、健康保険制度を崩壊させる恐れがある。日本の医療費に占める薬剤費は、約30%におよぶ高水準である。薬剤費の...論説・視点2019年09月11日
  • 【視点】憲法とは何か ―改憲に反対する理由―   慶應義塾大学名誉教授・弁護士  小林 節   1.「憲法」とは何か?  六法全書の「六法」とは、憲法、民法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法のことで、国の基本六法典(法域)のことである。 民法は私人間の取引を規律する法で、その領域で特に会社間の取引だけは商法が規律する。それらの領域で裁判沙汰が...論説・視点2019年07月30日
  • 【視点】医師のみに過労死ラインの2倍を容認! ―憲法理念に反する厚労省検討会報告書― 全国医師ユニオン代表 植山 直人 はじめに  さる3月28日に厚労省の「働き方改革に関する検討会」が報告書を出したが、その内容は一部の医師に、過労死ラインの約2倍の1860時間の時間外労働を認めるものであった。これは、医師の健康と医療安全を無視するだけでなく憲法理念を無視する暴挙と言える。 ...論説・視点2019年06月17日