第88回臨時総会「都民の7割に協会知ってほしい」

公開日 2013年07月05日

6月22日、第88回臨時総会が開催され、会員673人(内委任状630通)が参加した。

冒頭、拝殿清名会長は「この1年間、協会は活発に行動してきた。私は以前から、都民の7割に『東京保険医協会』のことを知ってほしい、協会の知名度を上げたいと考えてきた。協会は利益誘導などは行わず、真に会員のため、国民医療の向上のために取り組んでいる団体だ。ぜひ周りの方々にも協会の姿を紹介していただきたい。今後も会員の皆様のご協力をお願いしたい」と挨拶した。

総会議事では、2012年度決算が出席者全員の賛成で採択された他、2012年度事業報告が承認された。

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質疑応答では、「厚労省のHPVワクチンの積極的勧奨が打ち切られたことについて、サルビア会・就労環境部がどのような姿勢を見せているのか」という質問が出され、「少数の副反応があるとしても、それを上回るメリットがあるのならば、定期接種すべきというのが基本的な考えだ。積極的勧奨の打ち切りに対しては、副反応のデータ自体がまだはっきりしていないので、情報を集めて検証した上で方針を定めたい」との回答があった。

なお、総会に先立ち開催された第81回定時評議員会では、堀浩一朗副会長任命の件と2012年度事業報告が承認され、2012年度決算報告が全員の賛成で採択された。

総会終了後、出席した評議員・予備評議員と役員とで懇親会が開催され、日常診療のなかで感じている問題意識や、協会に寄せる期待などが語られた。

(『東京保険医新聞』2013年7月5日号掲載)