保険医の生活と権利を守る東京保険医協会

杉並支部例会を開催 ー 従業員雇用の基礎を学ぶ 有休・就業規則・三六協定

公開日 2019年08月02日

 杉並支部は6月27日、支部例会を開催し、保険医サポートセンターの石田仁社労士(協同組合DDK)を招いて、学習会「従業員雇用の基礎知識」を行った。会員12人が参加し、労働基準法の改正点やその他の関係法規、そして、就業規則や労働契約などについて学んだ。

 石田氏は①年次有給休暇取得の義務化、②就業規則と労働契約、③トラブル回避の基礎知識について解説した。

 正職員に限らず常時10人以上働いている職場では法律上、就業規則の作成義務があり、また規模にかかわらず、人を雇えば労働契約(雇用契約)を文書で結ぶことが必要である。

 さらに、従業員に残業をさせるためには雇用主と労働者が三六協定を結ばなければならない。同氏は、「これらを作成することで、トラブル回避とトラブルが起きても円満解決につながる」と述べ、トラブル発生事例を「給与」「勤務時間」「休日・休暇」「退職・解雇」に分類し、それぞれの対処法を解説した。

 懇談では、5日間の年次有給休暇取得の義務化に伴って、付与日の算出方法や労働時間の把握方法、有休の買い取り方法や三六協定書の作成、解雇時の留意点等々、様々な質問や応答、トラブル事例の紹介と意見交換が講師と参加者同士の間で交わされた。

 

【写真】杉並支部例会

(『東京保険医新聞』2019年7月25日号掲載)