保険医の生活と権利を守る東京保険医協会

臨時総会を開催―医療と基本的人権を守ろう

公開日 2020年07月20日

soukai

 6月27日、第102回臨時総会が開催され、会員1182人(うち委任状1145通)が出席した。

 須田昭夫会長は冒頭、「新型コロナウイルス感染症が流行し未だ収束の目途が立たない状況である。地球温暖化・交通手段の発達・森林伐採等による生態系の崩壊により、今後も新興の感染症が発生・拡大する恐れもある。これまで日本が減らし続けてきた保健所、公立・公的病院を強化・充実すること、発熱外来を設けること、感染症指定病院を増やすこと等、社会全体で防疫体制を築いていくことが必要だ。今まさに、医療と基本的人権を守ることが、われわれ保険医協会に求められている仕事である」と挨拶した。

 総会議事では、2019年度事業について報告があり、拍手で確認された。また2019年度決算に関する件、労働保険事務組合事務処理規約の一部改定に関する件が提案され、出席者全員の賛成で承認された。

 また、総会に先立って行われた第95回定時評議員会では、2019年度事業報告、2019年度決算に関する件、労働保険事務組合事務処理規約の一部改定に関する件が提案され、全員の賛成で承認された。

 質疑では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた医療機関の減収問題について協会はどのように取り組んでいくのかとの質問に対して、須田会長は「成立した第2次補正予算には10兆円の使用用途が定められていない予備費があり、自治体や医療機関に配分することを求めていく」と回答した。

 その他に、「公共施設や民間企業が実施している新型コロナウイルス感染症対策には誤っている部分もあり世の中が混乱している」「夏のマスク着用によるコロナ予防は熱中症になる危険性が高く、外でも人と2メートル以上の距離を保つことができればマスクを着用していなくても十分な予防効果があることを広く周知していく必要がある」等、出席者から活発な意見が出た。

(『東京保険医新聞』2020年7月15日号掲載)

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