支部総会 板橋豊島支部 緊急事態宣言の中 コロナ対応で活発に意見交換

公開日 2021年10月12日

 板橋豊島支部は、7月15日、総会をアットビジネスセンター池袋駅前別館にて開催した。新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、2020年2月の総会以来、約1年半振りの開催となった。板橋豊島支部の催しは、通常、支部役員・会員のみならず会員医療機関のスタッフも参加し、忌憚のない意見交換を行っている。今回は、4度目の緊急事態宣言が発出されたことなどから、医師・スタッフ7人での開催となった。

 「診療報酬の臨時的取扱い、感染拡大防止・医療体制確保補助金など」を中心に意見交換した。参加者からは、補助金を申請したが未だに振り込まれないこと、院内感染防止対策に相当の労力を掛けていること、医師同士の忌憚のない意見交換をする機会が欲しいことなどが語られた。

 総会では、支部の方針として、①協会の2021年度事業計画に基づき、会員の関心・要求を反映した支部活動を推進すること、②会員の要望に沿ったテーマで例会を開催し、参加者を増やすこと(Web会議の要望も踏まえ実行する)、③協力して会員を増やしていくことを確認した。

 徐支部長は、「新型コロナの緊急事態宣言の中でも、医師が6人集まることができた。スタッフを派遣してくれた医療機関にも感謝したい。新型コロナを巡る情勢は好転の兆しは見られないが、秋以降、オンライン会議も検討して、多くの方に参加していただけるよう工夫したい」と述べた。

 

(『東京保険医新聞』2021年9月15日号掲載)