[支部地区だより]中央 コロナ診療報酬、オンライン資格確認 補助金などの情報を共有

公開日 2022年01月08日

 11月26日、中央支部は秋の支部例会を開催し、会員・スタッフ15人が参加した。始めに、米田衆介支部長から「今回は新型コロナの診療報酬上の臨時的取扱いを中心に事務局から話題提供する。今は感染拡大が落ち着いているが、復習も兼ねて学んでいただきたい」と挨拶があり、開会した。

 例会議事の報告後、事務局から「新型コロナに関する診療報酬上臨時的取扱いの最新情報」として情報提供を行った。秋に通知された新型コロナの臨時的取扱いの変更点やコロナワクチン接種と保険診療を同日に行った場合の診療報酬の請求方法など、今後、新型コロナ感染の流行や3回目のワクチン接種開始が見込まれる状況で役立つ情報を説明した。その他、オンライン資格確認の普及状況や新型コロナウイルス感染拡大防止継続支援補助金の詳細、2022年度改定についての中医協議論の最新情報などについて解説した。

 参加した会員・スタッフからは、「コロナ公費の仕組みが複雑なうえ、同じ名前でも算定基準が異なるコロナの点数があって非常にわかりにくい」「コロナ患者の対応はしているが、多くの患者は診られないので診療・検査医療機関として都のホームページに名前は載っていない。協力しているのに算定できない点数がたくさんあり残念だ」などの意見が挙がった。

(『東京保険医新聞』2021年12月25日号掲載)