杉並支部例会 サーベイランス強化加算など複雑な新点数を解説

公開日 2022年06月11日

 杉並支部は5月20日、例会をオンラインで開催し、14人が参加した。「新点数運用Q&A」をテーマに、新設・変更された情報通信機器による初診料、アレルギー性鼻炎免疫療法指導管理料など、この間、会員から寄せられた数多くの質問の中から、主なものを事務局員が解説した。特に問い合わせの多い外来感染対策向上加算、連携強化加算、サーベイランス強化加算について重点的に説明が行われた。サーベイランス強化加算がJANIS参加申込時から届出可能とする疑義解釈を紹介した。

 改定内容に比例し疑義解釈も年を追うごとに複雑さを増している。成瀬清子支部長は「外来感染対策向上加算などは点数の割に手間がかかるということで諦めている医療機関が多いが、協会HPの会員ページに掲載されている院内感染対策指針やマニュアルのひな型を使えばかなり楽になる」と述べ、協会の活用を参加者に訴えた。

 

(『東京保険医新聞』2022年6月5日号掲載)