[支部例会]中野 例会・忘年会 保険証や労務管理など意見交換

公開日 2024年01月30日

 中野支部は12月22日、区内のトルコ料理店カルタゴにて例会・忘年会を開催し、会員、従業員など6人が参加した。冒頭山口隆支部長から年内の活動を労う挨拶があり、活動報告ならびに意見交換を行った。

 マイナ保険証の利用者は依然少なく、報道にある利用率の低さと現場の認識に乖離がないことが話題に上がった。そのうえで、「紙の保険証をなくしてほしくない」との意見があり、現在継続審査中となっている中野区議会における保険証廃止の延期を求める陳情の動向を注目していくこととした。

 労務管理の話題では、看護師や臨床検査技師の確保に苦慮する参加者に対し、ハローワークに足を運び、職員と懇意にすることで求める人材を紹介された例や、職員同士の人脈で職員を採用した例を共有した。短期間で退職する職員への対策について、勤務形態や給与体系の工夫が有効であると強調されたことで活発に意見を交わした。

 そのほかに、支部単位でのコメディカル向けの講習会及び交流会の開催検討の要望や、趣味や家族の話題まで、世界三大料理の一つであるトルコ料理を囲みながら、終了時間が過ぎても話題が尽きなかった。最後は中村洋一副会長から挨拶し、盛会のうちに閉会した。次回は2月14日に総会を開催する。

 

(『東京保険医新聞』2024年1月25日号掲載)