[支部地区だより]北 問合せの多い新点数を解説 審査・指導、医療体制など意見交流

公開日 2024年07月30日

 北支部は6月27日、支部例会をZoomで開催し、支部の会員および医療スタッフら7人が参加した。

 支部会員状況と情勢の報告の後、「2024年度新点数Q&A」をテーマに事務局から情報提供した。

 今次改定で大きく再編された特定疾患療養管理料と生活習慣病管理料について、それぞれの違いや療養計画書の取扱い、生活習慣病管理料ⅠとⅡ間の移行、併算定可能な点数など、質問の多い事項を中心に解説した他、外来感染対策向上加算と発熱患者等対応加算、医療情報取得加算、医療DX推進体制整備加算、在宅点数や精神科領域の変更点などについて解説した。

 出席者からは、新点数に対する質疑の他、「デジタル化やAIの進歩によって、AIによる機械的な審査の傾向が強まるのではないか」「今年は集団的個別指導の件数が増えると聞いたが、どうなのか」といった審査・指導に対する意見や、新型コロナ後遺症やコロナワクチンの長期副反応への東京都の医療体制に関する懸念など、様々な意見が出た。

(『東京保険医新聞』2024年7月15日号掲載)