葛飾支部例会 新年の抱負や協会への要望・期待等ざっくばらんに述べ合う

公開日 2025年03月05日

 葛飾支部は1月24日、葛飾区内で支部例会・新年会を開催し11人が出席した。

 開会あいさつに立った石垣支部長は、「昨年は協会が提起した『オンライン資格確認義務不存在確認等請求訴訟』の一審判決が出て、われわれの請求が不当にも棄却された。原告である私は大変悔しく思っている。実際に葛飾区の会員がオンライン資格確認システムの導入「義務化」が強制されたことによって、閉院に追い込まれた事実もある。今年は控訴審でぜひわれわれの請求が通るように、協会には頑張ってほしい」と述べた。

 事務局から2024年度の支部活動報告を行った後、懇談に移った。出席者からはそれぞれ自己紹介を兼ねて、新年の抱負や2024年度診療報酬改定を受けて日常診療で行っている工夫、管理者として悩みが尽きない医業経営と雇用管理等について語り合った。葛飾支部らしく話題は多岐にわたり、時間いっぱいざっくばらんに交流し大いに盛り上がった。

 また、協会に対しては「医業経営が厳しくなる中で、協会の診療報酬算定に関する懇切な解説は大変助かっている。協会が主張している医療政策は開業医が置かれている現状に非常に合っていると思う。これからも会員の要望をまとめて、医療現場からどんどん発信してもらいたい」「長年、協会の部員・委員や支部役員等を務めた会員が、閉院をしても経済的な理由で退会せずに、引き続き協会の事業・活動へ参画できるための会費減額または免除に係る規定を設けることを検討してはどうか」等の要望が出た。

(『東京保険医新聞』2025年2月25日号掲載)