公開日 2025年03月27日
中央支部は2月18日、連合会館で総会を開催し、会員・スタッフあわせて20人が参加した。
開会挨拶では細部千晴支部長が「今回の話題提供では医学管理料算定上のポイントを取り上げる。昨年の改定で大幅に変更された点も多いためぜひご意見、ご質問をいただきたい」と述べた。総会議事では、支部役員体制の確認、中央支部の2025年度活動計画、会員現況等の報告等が議題に上がり、全て承認された。
話題提供では、医学管理料の算定に係るポイントについて、診療報酬改定での変更点を中心に生活習慣病管理料や特定疾患療養管理料の病名の注意点、指導の際に指摘されやすいカルテの記載事項等や、算定頻度の高い管理料、診療情報提供料等の文書料を取り上げて解説した。
質疑応答・意見交流では生活習慣病管理料について話題になり、「改定で生活習慣病管理料が改変されて以降、病名について悩んでいる」「生活習慣病の他に喘息やがん等の管理をしている患者の場合、月によって主病を変えざるを得ないこともある。医療現場の実情を無視した厳しすぎる改定だ」といった批判的な意見が相次いだ。その他、学校生活管理指導表の算定方法や、療養費同意書交付料などについて質問が出た。
最後に、細部支部長から閉会挨拶と併せて、協会作成の「これまでどおり受診するためのリーフレット」活用の呼びかけがあり、盛況のうちに閉会した。
(『東京保険医新聞』2025年3月15日号掲載)