公開日 2025年04月01日
城南支部は2月28日、品川総合区民会館「きゅりあん」で総会を開催し、会員の医師・スタッフ計18人が参加した。
権守光夫支部長の挨拶で開会し、事務局から城南支部の会員現況報告と支部の活動報告の後、2025年度の活動計画を提案し、承認された。続いて城南支部の会員拡大協力への呼びかけの後、患者トラブル学習会と医療DX推進体制整備加算および医療機関における資格確認について話題提供した。
患者トラブル学習会では「日常診療における患者対応」と題し、主に①応招義務、②個人情報(カルテ開示)、③ネットの口コミ、④診断書の記載の4つについて、療養担当規則や医師法などの法律、厚生労働省の通知や事務連絡等の見解を基に解説した。
また4月からの医療DX推進体制整備加算と、健康保険証の新規発行が停止となった2024年12月2日以降の医療機関における資格確認方法について、最新情報を提供した。
参加者からは、診察費未払いの対応やネットの口コミに煩わされているという相談や、医療DX推進体制整備加算の再編に伴い再届出が必要なのか等の質問が出た。
最後に、権守支部長から「来年度以降の支部例会での議題について、随時提案を受け付けている。ぜひ多くの意見をいただきたい。また、城南支部の組織率(都医師会A会員比)が、2月現在で50%を超えた。引き続き50%を維持できるよう、会員の先生方もご協力をお願いしたい」と挨拶し、閉会した。
(『東京保険医新聞』2025年3月25日号掲載)