中野支部例会 審査指導対策を中心に日頃の悩みを共有

公開日 2025年12月26日

 中野支部は10月31日、区内の日本酒と蕎麦 中野いざ宵で例会を開催し、会員と従業員あわせて9人が参加した。

 冒頭山口隆支部長から、「今回は審査指導対策をテーマに開催するが、この話題に限らず、日頃の悩みやどこに聞けばわからないことを共有し、支部会員同士の交流を図る会にしよう」と挨拶があり開会した。

 個別指導の話題では、「今年継承開業したが、来年以降に控える新規個別指導が不安だ」と心配する声に対し、浜野博審査指導対策部長や指導を経験したことがある参加者から助言が次々と出た。また昨年開業した会員からは、「開業をすると、自分のやりたい医療が査定・減点など診療報酬のルールによってできないこともあり難しさを感じる。また診療以外にも個別指導や労務など考えることが多い」との発言には、共感の声があがった。

 患者対応についての話題では、巷で流行する糖尿病治療薬を痩せる目的で使用するために処方を求める患者への対応をはじめ、自身の希望に沿っていないといったクレームや悪質な口コミへの対応、経験等情報交換した。患者対応は医師だけでなく、従業員が対応するケースも多い。今後の支部活動で会員家族、従業員が参加し、交流できる会の開催を希望する声があった。

 そのほか様々な話題で終了予定時刻を過ぎても話は尽きず、盛会のうちに閉会した。

 

(『東京保険医新聞』2025年12月25日号掲載)