公開日 2026年03月16日
中野支部は2月25日、区内の割烹葉山で支部総会を開催し、会員と従業員あわせて7医療機関10人が参加した。
冒頭、中村洋一副会長から、「今回はプラス改定との広報だが、この引き上げ率では物価上昇に追いつかず、実質マイナス改定になるといえる。協会としては引き続き診療報酬本体の引き上げを求めていく。他にもオンライン資格確認の法的な問題や外来医師過多区域の設定など、開業医への締め付けは厳しさを増し医療活動そのものがさらに窮屈になっていくだろう。今回の総会で点数改定について学び、算定できるものは算定し、我々の生活や活動を守っていこう」と挨拶があり開会した。
2025年度の支部活動や支部役員の推薦について確認した後、事務局から2026年度診療報酬改定の最新情報について説明した。
改定内容について、参加者同士で活発な意見交換が行われた。在医総管や施設総管の算定要件変更などの在宅の内容や外来データ提出加算の質問に加え、「従業員のベースアップのために患者から自己負担をさらに徴収するベースアップ評価料はやはりおかしい。協会から声を上げてほしい」など協会への要望も出た。
高額療養費制度の上限額引き上げやOTC類似薬の患者負担増の問題では、「好んで病気になる人はいないのに、生活か生命かの選択をさせられる制度変更は間違っている」との意見があり、協会の運動に期待する声が上がった。
最後に浜野博理事から「協会として、これからも先生方のご意見を聞いて、診療に役立つ情報を伝えていきたい。引き続き協会諸事業・活動へのご協力をお願いしたい」と挨拶があり、盛会のうちに閉会した。

(『東京保険医新聞』2026年3月15日号掲載)


