足立支部例会 新点数Q&Aをテーマに開催 多くの疑問が寄せられる

公開日 2026年07月21日

 足立支部は6月17日、北千住駅前のシアター千住にて6月1日から運用が始まった改定点数をテーマに支部例会を開催し、会員・スタッフら28人が参加した。

 岡野隆利支部長が「クリニックを取り巻く環境は厳しさを増しているなか、少しでも支部として先生方のお役に立てるよう努めたい」と挨拶した後、事務局が診療報酬改定の最新情報について話題提供した。

 生活習慣病管理料Ⅰを算定するにあたっては必要な血液検査等を少なくとも6カ月に1回以上行うこととされたが、具体的な検査名は示されていないため、医師が医学的に必要と認めた検査を行っていればよいことや、5月31日時点で現に機能強化加算を算定している医療機関が、新設された施設基準を満たしたうえで6月1日までに届出を済ませた場合には、2027年6月までにあらためて届出を行う必要はないこと等の説明があった。

 一方、他院で非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)投与を受けている消化性潰瘍のある患者に対する、特定疾患療養管理料の算定可否は明確になっておらず、多くの疑問が寄せられた。

 今次改定においては、電子的診療情報連携体制整備加算の施設基準として、6月1日時点で全国運用が開始されていない電子カルテ情報共有サービスや開発中の標準的電子カルテを組み入れるなど、見切り発車の感が否めない。データ提出や届出・報告も煩雑で、医療機関に負担が強いられていることも改定では明らかになっている。

 次回の開催は秋頃を予定している。ぜひ多くの先生方にご参加いただき、ご意見・ご質問をお寄せいただきたい。

 

(『東京保険医新聞』2026年7月15日号掲載)