公開日 2026年07月27日
北支部は6月26日、オンラインで支部例会を開催した。会員・スタッフ12人が参加し、新点数Q&Aや、今国会で成立した健康保険法改定について学んだ。
草間泰成支部長が「今回の改定はややこしいルールが多い。改定後の初めての請求業務の前に疑問点を解消し、日々の診療に役立てていただきたい」と挨拶した後、新点数の内容について報告と議論を行った。
「健診と同一日・一回の受診で保険診療した際の初再診料算定ルールについてはSNSでは現場が大混乱しており、算定可否で議論が分かれている」、「厚生局の施設基準の承認は自身でサイトを開いて確認するしかないが、6月1日から算定するのに6月30日まで公表されないのはおかしいのではないか」といった声があった。また、電子的診療情報連携体制整備加算1、2で求められる電子カルテ情報共有サービスや電子処方箋システムといった施設基準要件に触れ、「電子カルテの導入時期をどう判断すればいいか」と戸惑う声もあった。この問題については、標準型電子カルテとは別に、ウェブアプリケーションの「標準型電子カルテ(導入版)」が2027年度中に完成見込みであり、導入版を利用すれば全ての紙カルテを電子カルテシステムに移行しなくても良いのではないかと意見があった。
健康保険法改定によってOTC類似薬処方時の追加負担が一部保険外療養という新たな類型で導入されることとなった。今後、薬剤以外にも追加負担が広がるおそれがあり、注視が必要である。
(『東京保険医新聞』2026年7月25日号掲載)


