公開日 2015年05月15日
協会杉並支部は、3月23日にJR荻窪駅前の「源氏」で支部総会を開催した。当日は、支部会員11人が参加し、支部訪問に訪れた拝殿清名会長を迎えて懇談した。
冒頭、加藤章支部長の開会挨拶に続いて議事に入り、2014年度の支部会員数の状況及び支部活動の報告、2015年度支部活動計画の各議案が拍手で確認された。
続いて、協会経営税務部員も務める竹﨑三立副会長が「協会に寄せられた患者等トラブルの事例とその対処法」と題して話題提供を行い、「暴言・暴力をふるう患者」、「「応招義務違反」を振りかざす患者」、「診断書の書き換えにまつわるトラブル」など、医療機関が日常遭遇する可能性の高いさまざまなトラブル事例を紹介し、それらを未然に防ぐための対策を分かりやすく解説した。

参加者からは、「患者が未成年の場合、親に内緒にしてほしいと言って来院したら診察を断ってよいのか」、「このような話はなかなか聞く機会がないのでありがたい。参加してよかった」など、質問や感想が相次いだ。
また、情報提供として、2015年4月からの介護保険制度及び介護報酬改定の概要が、杉並区の状況も含めて事務局から報告された。
最後に、成瀬清子副支部長が閉会の挨拶を行い、盛会のうちに散会した。
(『東京保険医新聞』2015年5月5・15日合併号掲載)