トラブル対策学習会を開催――未払いや過度のクレーム対応など(目黒)

公開日 2015年04月05日

目黒支部は3月11日、木曽路にて支部例会を開催し14人の参加があった。八辻行信支部長の開会挨拶と乾杯の音頭の後、参加者の自己紹介を行った。

総会議事後、2015年1月より制度改定が行われた難病医療について変更点のポイントなどの話題提供をした。

その後、今回の総会のメインテーマである、協会へ寄せられた相談事例をもとにトラブル対策学習を行った。医師の応召義務、医療費未払いの患者や過度のクレームを行う患者への対応、診断書の書き換えにまつわるトラブル、医療資格者の業務範囲、保険証の紛失など、多岐にわたる内容を取り上げた。

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参加者からは、「睡眠薬の処方を頻繁に求めてくる患者がいて困る」、「薬だけ処方してほしいという患者への対処法は」、「看護師・准看護師問わず看護師に検査実施を指示してよいか」、「生保患者に診療を行った後、生保の受給資格がなくなっていることが分かった場合はどう対応すればよいか」など、日常の診療や受付対応で疑問に思っていることなどについて懇談した。

終了時刻を過ぎても話が尽きず、盛会のうちに会が締めくくられた。目黒支部では今後もトラブル対策学習会を継続して行う予定である。

(『東京保険医新聞』2015年4月5日号掲載)