まずはスタッフから 窓口負担軽減の署名を取り組む(中央)

公開日 2015年03月15日

協会中央支部(千代田・中央・文京・台東)は2月27日、総会を開催した。今回は会員同士の懇親を目的とし、学士会館内の寿司割烹「二色」にて開催。会員7人が参加した。

米田衆介支部長の挨拶で開会した後、2014年度の活動報告、2015年度の事業計画案を決定した。2014年度の支部活動目標では支部会員420人を目指すとしていたが、2015年1月をもって目標会員数を達成したことを受け、2015年度は当面支部会員430名を目指すこととなった。

また田中眞希理事から「診療形態から考える医療問題」の話題提供があり、マイナンバー法や患者申出療養制度などについて意見交換した。

まずはスタッフから 窓口負担軽減の署名を取り組む(中央)画像

保団連が推進している患者窓口負担軽減の署名についても話題となり、「いきなり患者に署名の協力をお願いするのは難しいが、一人からでも署名を始めてみたい」、「重要な署名であり、まず医院のスタッフに全員署名してもらうよう取り組みたい」などの発言が相次いだ。

また患者申出療養制度について、「患者が治療の内容について申し出をすると言っても、患者の思った通りの結果になるとは限らない。テレビなどの偏った情報に基づいていることもある。医者の方でそこまで責任は持てない」といった懸念も出され、一同うなずく場面もあった。その他、雇用や労務、レセコンに関する情報交換など、ざっくばらんに語り合い、盛会のうちに終了した。

(『東京保険医新聞』2015年3月15日号掲載)