新入会員歓迎懇 新規ならではの悩みを交流

公開日 2014年11月25日

11月8日、協会組織部は新入会員歓迎懇談会を開催し、36人が参加した。

初めに、拝殿清名会長は「開業したばかりで不安も多いかとは思うが、先生方の後ろには協会会員約5,350人の味方がおり、決して孤独にさせないのが協会である。私も出身が京都で、何の地縁もなく、開業当初は協会に大変助けられた」と挨拶し、協会の積極的な利用を呼びかけた。

 

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浜野博理事の乾杯によって始まった懇談では、「開業当初は患者に恵まれなかったが、最近、ようやく患者も増えてきた。ずっと不安を感じていたが、乗り越えられたのは協会のお陰だ」、「私も事務員も診療報酬には詳しくなく、よく協会に問い合せをしているが、すぐに返事が返ってくるのが魅力だ」、「勤務医時代は組織のなかで診療に専念できたが、今は経営や診療報酬などの悩みがつきない。協会をもっと活用していきたい」といった協会への期待の声のほか、「政府は医療費の削減を狙っているのか、集団的個別指導に頻繁に呼ばれる。保険医療の充実を強く訴える協会の存在はとても心強い」、「周囲に薬局がないため処方を院内に切り替えたところ集団的個別指導に呼ばれるようになった気がする」など不合理是正を求める声などが参加者から出された。

出席した役員からは先輩開業医としての経験談も笑いも交えながら語られ、和やかな歓迎会となった。

(『東京保険医新聞』2014年11月25日号掲載)