新点数Q&Aと審査の最新情報 改定に伴う注意点を確認(中央)

公開日 2014年07月05日

中央支部例会が5月13日に開催され23人が参加した。

「新点数Q&Aと審査の最新情報」と題し、事務局から、新点数のQ&A、レセプト記載方法、一部負担金の窓口徴収の対応方法の説明がなされた。

地域包括診療加算・診療料では主治医(担当医)は、対象患者の通院治療をするほかに、施設基準として予防のため健康相談を受け、加齢等により介護や在宅医療が必要になったときにも対応が可能な体制が必要だとされている。そのうち通院治療を行っている場合に算定するため非常に分かりにくい。

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そればかりでなく同意書の作成、院内掲示、服薬管理に関わる文書の保存などの書類整備を伴う要件もあり、その点にも留意して届出をしてほしいと呼びかけた。

またレセプト審査について、在宅自己注射指導管理料の自己血糖測定加算を請求しても、測定回数の記載不備で返戻される例が多発している。最近は記載要領どおりに記載されてないレセプトの返戻が多くなっており、注意が必要である。また2014年度指導計画については例年通りだが、在宅医療の不適切事例が問題視されていることから、在宅医療を行っている医療機関が指導対象に選定されることが増加することも考えられること等を解説した。

(『東京保険医新聞』2014年7月5日号掲載)