協会新理事を選出 支部と本部の架け橋に(北)

公開日 2014年05月25日

協会北支部は3月19日、王子の北とぴあ内会議室にて支部総会を開催し、会員の医師・スタッフ20人が参加した。

大崎味江子理事の挨拶で開会し、総会議事では2013年度の北支部の活動と会員の入退会の報告、2014年度の支部事業計画の提案が行われた。

また役員の選任も行われ、副支部長に大﨑味江子理事、次期協会理事候補に横山佳明先生を推薦することが、承認された。新理事候補の横山先生からは、「北支部の先生方と協会本部の架け橋になれるよう、一生懸命頑張っていきたい」と挨拶があった。議事後には2014年度診療報酬改定の最新情報について事務局から話題提供され、懇談を行った。

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今回新設された地域包括診療加算については、「患者の他の受診医療機関や薬のことを把握する必要があるそうだが、情報が得られない場合はどうしたらよいのか。わからなかった場合にその点を指導されないか心配だ」、「24時間開局もしくは対応している薬局など、実際どれほどあるのか。そういう薬局を増やすことを勧奨しているということなのか」などの意見が出された。また、同一建物における訪問診療料の減算については、「1日に1件だけ診療すれば高く算定できるということは、1人で効率のいい診方をせずに複数の医者で診療せよということなのか」といった声も上がった。

(『東京保険医新聞』2014年5月25日号掲載)