協会と医師会が一致して国民医療を守ろう(西多摩)

公開日 2014年02月05日

西多摩支部は12月2日、福生市内で忘年会を開催、会員や会員医療機関のスタッフ等、34人が参加した。

片倉和彦支部長の挨拶で開会した後、乾杯の音頭を取ったのは都医代議員会議長でもある真鍋勉会員。「巷ではアベノミクスで景気のムードが良くなったと言われているが、実体はどうなのか。アベノリスクではないかと心配する声もある。消費税が上がったときに国民の生活がどうなるかが一番心配だ。消費税は社会保障目的税にするという話だったが、2014年の診療報酬改定はマイナス改定になると財務省は主張しているようだ。保険医協会と医師会が一致して国民医療を守るよう取り組む必要がある」と語った。

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西多摩支部恒例の出し物は地元青梅市出身の音楽療法士のユニット「Pflaume(プラム)」による演奏。12月らしいクリスマスメロディも披露され、ピアノとサクソフォンの奏でるメロディに一同聞き入り、華やかな音楽による一時を過ごした。

閉会挨拶に立った松原貞一支部幹事は「2014年は少しでも良くなればと期待しているが、なかなか厳しそうな情勢だ。我々としてはとにかく地に足をつけて展望を持って頑張ろう」と呼びかけ、閉会となった。

(『東京保険医新聞』2014年2月5日号掲載)