保険医運動50年 保険医の頼れるパートナー

公開日 2013年03月05日

査定減点や個別指導、ハードクレームへの対応…会員の生活と権利を守ります!

診療報酬の電子請求化に伴い、レセプトの全件審査や支払基金での一次審査段階での突合・縦覧点検が行われるなど、審査を取り巻く状況は年々厳しくなる一方です。

協会では厚生労働省が発した情報を素早く分析し、会員への問い合わせに万全を期しております。また復活が困難な病名漏れ等への注意点・対応方法をはじめ、納得のいかない審査に対する再審査請求法について会員の先生方に情報提供しており、正確でわかりやすいと好評を得ています。正しい診療報酬請求業務のお手伝いをさせていただくことが我々の使命と感じています。電子カルテやレセコンのチェック機能は、決して「万能」ではありません。

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新規開業の先生は原則として開業後に新規個別指導を受けなければいけません。また近年では高点数であることのみを理由にして個別指導に選定されるようになり、ベテランの先生にとっても個別指導は他人事ではありません。

協会は新規個別指導、集団的個別指導や個別指導に関する正確で迅速な情報提供と、いざという時の相談窓口として信頼されています。

協会では帯同可能な経験豊富な弁護士団も拡充しており、個別指導対策は万全です。ぜひご相談ください。

新規開業医対策、経営税務対策、共済制度等、協会の「会員を守る」活動は多彩です。協会の「保険医サポートセンター」では、医業に詳しい税理士、社労士ら専門家が経営・税務・労務問題等、医院経営を強力にサポートします。

また、窓口でのトラブル、患者からのハードクレームでお困りの先生はぜひご連絡ください。必ず解決のお力になります。

協会創立50周年、患者とともに保険診療のさらなる充実に取り組みます!

協会は診療報酬の不合理是正や、審査・指導の制度改善に取り組む一方、喘息医療費無料制度の存続と充実を求めてきました。その結果、2013年8月以降も制度を継続する予算が計上されるなどの成果も収めています。

患者さんとともに医療制度の向上にも積極的に取り組んでいます。

協会は今年で設立50周年を迎えます。「保険医の生活と権利を守る」「国民の健康と医療の向上をはかる」ことを目的に活動を続け、現在約5,270人の先生方にご入会いただいています。歯科医が加入する東京歯科保険医協会の会員を合わせると1万人を超える組織に発展しています。

「数は力なり」。保険医協会に入会し、われわれの経営と生活を守り、保険診療をいっそう充実させていきましょう!先生のご入会をお待ちしています。

東京保険医協会 組織部長
堀 浩一朗

(『東京保険医新聞』2013年3月5日号掲載)