19支部が参加、支部長会を開催――支部は協会活動の要

公開日 2013年02月25日

2月9日、支部長会が開催され協会各支部を代表する支部長が集まった。今回は16人の支部長、3人の代理が出席した。

支部長会は3月の定時総会に向けて、来年度の事業計画や協会の活動に対する各支部の意見・要望等を聞く場として、毎年2月に開催されている。

冒頭、拝殿会長から「東京協会はワクチンや難病等の医療の問題に取り組み、都民の命、健康、安心、安全を求めて運動していく」と挨拶があった。

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各支部長からは、「支部例会で泌尿器科の若い先生から『材料の逆ザヤの問題で苦労している』との意見が出た。薬の不良在庫や逆ザヤの問題をもっと取り上げてほしい」、「看護師など医師以外の人が医療について勉強したがっている。一緒に勉強したらどうか」、「支部例会の参加者を増やす試みとして、日常診療に役立つテーマ『インフルエンザの最新の診断』について取り上げる予定だ」、「最近生後6カ月の子どもに6種類のワクチンを打つよう要求する患者さんが増えている。この安全性について心配がある」、「審査・指導対策などの人気のある研究会は、都心だけでなく多摩地域でも開催してほしい」といった声が聞かれた。

最後に申理事が「保険医協会の大きなメリットは審査・個別指導対策にあるので、しっかりとアピールしていきたい。支部長の先生方は理事にどんどん要望をぶつけてほしい。一緒に議論を深め行動していきましょう」と締めくくった。

(『東京保険医新聞』2013年2月25日号掲載)