保険医の生活と権利を守る東京保険医協会

国民の生活といのちを脅かす「一体改革」関連法案は徹底審議の上、廃案を求めます

公開日 2013年05月17日

2012年5月17日

東京選出 国会議員 各位

東京保険医協会
会長 拝殿 清名

拝啓 貴職におかれましては、日頃より国政の重責を果たされていることに心より敬意を表します。

 私ども東京保険医協会は、都内の開業保険医を中心とした会員約5,250人を擁する医師の団体です。

 さて、5月8日、消費税増税を含む「一体改革」関連法案が衆議院で審議入りしました。長引く不況のもと、非正規雇用が増加、貯蓄ゼロの世帯が増大し、デフレ状況が続いています。今、消費税を増税すれば、経済・財政にさらなる悪影響をもたらし、医療の受診抑制によって国民の命そのものも脅かされかねません。このような中、国会では、消費税増税のほか年金・保育など7本の重要法案を一括審議する「一体改革」特別委員会が設置されました。本来、国会は各法案を十分に審議して問題点を明らかにし、国民の意見を豊かに反映する審議を行うのが役割です。重要法案を7本もまとめて付託したのでは、国会の審議機能が十分に発揮されるとは到底いえません。

 私たち地域医療を担っている開業医は、日々の診療の中で、患者さんから「窓口負担が重い」「医療費負担が不安」という声を聞きます。治療を継続できない患者さん、体に変調をきたしても我慢を重ね、重篤化してしまう患者さんが後をたちません。今必要なことは、所得再分配機能の強化で国民の生活不安を解消し、暮らしと経済を下支えしていくことであり、消費税増税によらず、社会保障を充実させる政治を実現させることです。

 国民のいのちと健康を守る医師の立場から、私たちは、各法案について徹底審議を行い、問題点を明らかにした上で、廃案にすることを求めます。

敬具

国民の生活といのちを脅かす「一体改革」関連法案は 徹底審議の上、廃案を求めます [PDF:110KB]

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