複雑化する診療報酬 制度の熟知も重要(板橋・豊島)

公開日 2016年07月25日

制度の熟知を呼びかけた板豊支部

 6月23日、板橋・豊島支部は「2016診療報酬改定 新点数運用Q&A解説と問題点の検討」をテーマに、支部例会を開催した。事務局から、点数運用に関して、協会に多く寄せられている質問の内容について報告と解説を受け、意見交換を行った。当日は会員5人を含め23人が参加した。

 徐支部長は、出席者からの発言を受け、「改定を繰り返すたびに、診療報酬は複雑さを増している。在宅医療、病院関連、他科関連など活用しない分野の点数で全く分からないままにしていたところが、実は、自らに影響していたという事態にならないためにも、私たちは制度を熟知していかなければならない」と強調し、支部として診療報酬問題を重視していくと述べた。また、会員の声を集約し、不合理点の改善を求めていく活動が重要であること、そのためにも協会の組織を大きくさせる必要があることから、会員増加への協力も訴えた。

(『東京保険医新聞』2016年7月25日号掲載)