協会の要望実る 個別指導時の負担軽減(中央)

公開日 2016年07月25日

熱心に学ぶ参加者ら―中央支部

 中央支部は6月21日に、「新点数運用・レセプト記載Q&A、指導最新情報」をテーマに例会を開催、会員・スタッフら27人が参加した。

 米田支部長の開会挨拶、中央支部の会員状況等に関する報告の後、4月改定の診療報酬算定要件等のQ&Aについて協会への問い合わせが多いものを中心に解説した。今次改定でいっそう複雑になった在宅医療点数やリハビリ点数、レセプト記載、情報が錯綜している湿布薬処方の取り扱いなどについて重点的に注意喚起した。

 次に、協会が厚生局に開示請求した2016年度の指導計画、集団的個別指導の選定に関わる各科別平均点数などを紹介した。協会が長年要望してきた、指導の通知時期の早期化や持参物の軽減などについて今年度から改善が実施されることも情報提供した。

 参加者からは、医院を法人化した際にも新規個別指導の対象になるのか質問があり、医院の代表者が変更にならなければ原則として対象にはならないと回答した。

(『東京保険医新聞』2016年7月25日号掲載)