12/4(日) 医科歯科連携研究会2016

公開日 2016年10月11日

テーマ

睡眠時無呼吸症の治療における医療連携の実際

概要

医科歯科連携研究会2016

 例年、開催をしております「医科歯科連携研究会」を今年度は下記日程で開催します。今回は、睡眠時無呼吸症の治療について『医科歯科・病診連携』を実践されている3人の講師をお招きし、ご参加の先生方の日常実診療に役立つ内容となるよう企画しました。皆さま、奮ってご参加ください。

講師

【医科】成井 浩司 先生(港区、虎の門病院 睡眠呼吸器科 部長)

 私が虎の門病院の研修医として勤務し始めた頃、CPAP療法は日本に存在せず、減量や耳鼻科手術に頼っていました。1992年シドニー大学のコリン・サリバン教授のもとで学んだオートCPAPを私が日本に持ち帰ってから、CPAP療法を行うことができるようになり、1998年には保険適応を取得しました。今や日本全国に治療が普及し、クラウドサービスを利用したさらなる展開が始まっています。CPAP療法の過去・現在・未来についてご紹介したいと思います。(成井)

【歯科】古畑 升 先生(港区、古畑歯科医院 / 古畑いびき睡眠呼吸障害研究所)

 近年OSAの治療には様々な診療科が取り組んでいますが、歯科における口腔内装置(OA;Oral Appliance)による治療もその一法であります。2004年より保険適応になり、OSAの軽症から重症例まで適応可能で、治療法としては確立したと考えることが出来ます。しかし患者の長期管理と他科との連携など、分かりにくいのが現状でもあります。OA治療の実際と問題点を、長年この治療法に携わって来た立場からの視点で、解説と考察をさせていただきます。(古畑)

【協会の取組み】山本 鐵雄 先生(大田区、山本歯科医院/東京歯科保険医協会 副会長)

 閉塞性睡眠時無呼吸症における医科歯科連携のプロジェクトは5年前に開始されて以来、着実に進んでいる。当協会で行われているOSASの講習修了者は280名超となり、東京都各地区において近隣の医療機関との連携が構築されやすくなった。本日は医療連携の経緯と協会が推奨するOA(オーラルアプライアンス)についてお話したい。(山本)

<プレ講演>

「透析患者に対する口腔ケアの取り組み――当院と鶴田クリニックとの連携報告」
川島 正人 先生(板橋区、山崎歯科口腔ケアクリニック 院長)  ※16:00から冒頭の15分程度

日時

2016年12月4日(日) 16:00~18:40

 ※開催前15:00ごろから「CPAP機器」および「OA装置」の展示も行います
 ※終了後に懇親会を開催します(会費別途)

会場

四ツ谷・主婦会館プラザエフ「7階 カトレア」 (千代田区六番町15 TEL:03-3265-8111)
 (JR「四ッ谷駅」 麹町口 徒歩1分)

対象

医師、歯科医師、コメディカル・コデンタルなど

参加費

会員医療機関 無料 ※会員外の方は、各協会にご相談ください。

定員

150人

申込み(予約制)

※ホームページからのお申し込みは締め切りました。

備考

 ご希望の先生方には、日本医師会 生涯教育制度の単位申請(73:慢性疾患・複合疾患の管理、80:在宅医療、11:予防と保健)に必要な受講証を当日の受付でお渡しします。

主催

東京保険医協会・東京歯科保険医協会・千葉県保険医協会

問合せ

東京保険医協会 担当:杉山、中村
 TEL:03-5339-3601/FAX:03-5339-3449

千葉県保険医協会 TEL:043-248-1617/FAX:043-245-1777

東京歯科保険医協会 TEL:03-3205-2999/FAX:03-3209-9918
 

地図

主婦会館 プラザエフ

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