NO NUKES DAY 晴天の下 原発ゼロを訴える

公開日 2013年06月15日

NO NUKES DAY 協会からの参加者
東京反核医師の会・渡辺吉明先生(左)と片倉和彦先生
放射性廃棄物の模型でアピールするパレード参加者

6月2日、原発ゼロを目指す共同行動、「6.2 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」の諸行動が、明治公園、芝公園、国会前で行われた。

協会は、明治公園で開催された「原発ゼロをめざす中央集会」(原発をなくす全国連絡会主催)に、赤羽根巖副会長、須田昭夫副会長、片倉和彦理事、竹山惣一監事ら12人が参加した。

東京反核医師の会・渡辺吉明先生(左)と片倉和彦先生 「原発ゼロをめざす中央集会」には、全国から1万8,000人が参加した。参加者は手作りのプラカードやサンバイザー、横断幕を持ち寄り、快晴の空の下原発ゼロ・再稼動阻止に向けて気勢を上げた。

主催者挨拶をした長瀬文雄氏(全日本民医連事務局長)は、「政府は2011年12月16日に出した福島第一原発事故の『収束宣言』を撤回せず、電力会社とともに原発再稼動や新規開設を狙っている。さらに『事故を経験した原発は安全』として、トルコなどへの輸出を進めている。しかし原発事故は収束などしていない。事故から2年経っても汚染水の漏出、小動物が原因といわれる停電による冷却システムの停止などトラブル続きだ。また現在の16万人の人が家を離れ、避難生活を続けている。原発は経済の問題ではなく、命の問題である。日本から原発をなくすべく、力を会わせていこう」と呼びかけた。

放射性廃棄物の模型でアピールするパレード参加者 集会では福島からは被災地の現状、そして玄海原発のある佐賀県や伊方原発のある愛媛、県庁所在地に原子力発電所がある島根などから各地の取組みが報告された。

集会後は明治公園から六本木に向けパレード。DJを乗せた街宣車を先頭に「再稼動反対」、「廃炉」などシュプレヒコールをあげアピールした。六本木では道行く外国人から注目を集め、街頭からは声援が飛び、パレード参加者とエールを交換した。