「10・20 いのちを守ろう国民集会」社会保障の充実求める

公開日 2016年11月15日

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 10月20日、憲法・いのち・社会保障を守る国民集会が日比谷野外音楽堂で開催され、全国から3,300人が集まった(写真)。協会からは竹﨑三立副会長や初参加の会員ら13人が参加した。

 当日は、『下流老人』の著者・藤田孝典氏が発言し、「問題を可視化することで政治を動かすことができる。社会保障の歴史は闘いそのもの。声を上げ続けることが重要だ」とし、連帯して社会保障を守り育てようと呼びかけた。

 また、保団連・武村義人副会長が「保団連の患者受診実態調査で、4割の医療機関で経済的理由による患者の受診抑制が明らかになった。ストップ!患者負担増の署名も全国で18万筆を超えた。これには、6,700の医療機関の協力があった。今後も患者さんとともに医療・社会保障改善の世論をつくっていきたい」とスピーチした。

 集会後、参加者は有楽町、東京駅までパレードし、沿道を歩く人々に「憲法・いのち・社会保障を守ろう」と訴えた。

(『東京保険医新聞』2016年11月15日号掲載)