保険医の生活と権利を守る東京保険医協会

【お知らせ】~2018年4月から変わります~東京都大気汚染医療費助成制度

公開日 2017年12月28日

『診療研究』2018年1月号同封のポスター「ぜん息患者のみなさまへ」をご活用ください

東京保険医協会
公害環境対策部長 赤羽根 巖

 

180109_都・大気汚染医療費助成制度改正周知ポスター

東京保険医協会は、東京公害患者と家族の会(以下、患者・家族の会)の方々と共に、国に「大気汚染によるぜん息等の患者の医療費助成を求める」署名に取り組んでまいりました。先生方の協力もいただいて、現在、約13万筆が全国から集まっています。あらためて、会員各位に御礼を申し上げます。

さて、2018年4月から、東京大気汚染医療費助成制度が見直されます。ぜん息認定患者さんの自己負担額が6,000円以下の場合には、全額自己負担となり、事実上、助成がなくなることになりました。そのため、認定の更新をしない患者さんが、増えることを危惧しております。

患者さんは、症状の悪化や新薬の開発などにより、新たな治療を受ける可能性があります。したがって、医療券の更新を必ず行っていただく必要があります。

この制度は、一度更新を忘れると医療券の再交付はされず、再び申請することも、助成制度を利用することもできません

そこで、4月から都のぜん息医療費助成制度が変わること、そして、今後も医療券の更新が大切なことを、患者さんにお知らせするため、患者・家族の会が作製したポスターを待合室に掲示するなどして、ご活用いただくよう、お願いしたいと存じます。

ぜん息を良好にコントロールするには、医療費助成によって、自己負担を気にせずに受診できることが必要です。重症化してからでは、本人も苦しみますし、医療費もかかります(『診療研究』2017年12月号参照)。

今後も東京保険医協会は、東京都に対して自己負担額の撤廃・上限引き下げなど、制度の改善を求めてまいります。会員各位のご支援とご協力を、引き続きお願いいたします。

(月刊『診療研究』2018年1月号掲載/『東京保険医新聞』2017年12月25日号掲載)


◇東京都大気汚染医療費助成制度が2018年4月から変わります

対  象 生年月日が1997年4月1日以前の認定患者
変更内容 自己負担額6,000円までが全額自己負担に

《東京都福祉保健局ホームページ》
大気汚染医療費助成制度改正の内容(平成30年4月1日)