公開日 2018年04月20日
理事 櫻井 正美(新宿区・おおくぼ戸山診療所 )
7年ぶり、静岡県保険医協会から東京協会に転籍してきました。
2011年、地元・静岡でクリニックを立ち上げるため東京を離れ、準備の最中、東日本大震災があり、混乱もありましたが、なんとか軌道に乗り、私は縁あって再び古巣・新宿で仕事をすることとなりました。
最近、「地方消滅」などの著作がある増田寛也元総務相の講演を聴く機会がありました。私の職場の新宿・大久保通りの雑踏を眺めていると、人口問題はウソのような錯覚になります。
水を張った器にカエルを入れて、水温を急激に上昇させると驚いて飛び出し、生き延びることができるが、ゆっくり上昇させると死んでしまうという、「茹でガエル」の比喩があります。真偽は分りませんが、私たちの日常意識を暗示しているようです。
医療を取り巻く環境は厳しさを増していますが、「茹でカエル」を頭の片隅にちょこんと置きながら、保険医協会の活動の一端を担うことができればと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
監事 竹﨑 三立(杉並区・ 天沼診療所 )
長らく監事をされていらした竹山惣一先生が離任され、新たに監事に就任することとなりました。東京保険医協会に加入されておられる5600人を超える先生方のご期待に応えるべく、引き続き継続されます遠藤巌監事と共に2年間、頑張らせていただきます。
(『東京保険医新聞』2018年4月15日号掲載)