7/18(水) 第437回循環器研究会「知らずにはすまされない!!本格的な経カテーテル治療時代の到来」

公開日 2018年06月05日

知らずにはすまされない!!本格的な経カテーテル治療時代の到来
~経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI)とMitral clipの話題~

日時

2018年7月18日(水)19:30~21:00

概要

冠動脈に対する経カテーテル治療(PCI)は1977年にスイスで始まり、急速に世界に拡散しました。現在では循環器内科医の必須のアイテムとなっています。
一方、2002年には、フランスにおいて大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル治療である”経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI)”が世界初で行われました。2008年にヨーロッパでECマークを取得し世界中に瞬く間に拡散しました。本邦では、2010年4月に国内3施設で治験が始まり、その結果を持って2013年10月に保険適用されました。当院はその治験施設のひとつとして参加し現在に至っております。
TAVIに関しましては、2018年5月末までに560症例を経験しました。TAVIの適応と治療成績、今後の展望について症例を交えてお話ししたいと考えております。
また、開胸手術のリスクの高い重症な僧帽弁逆流症(MR)に対しましては、”Mitral clip”で治療が可能になりました。5月からの開始ですが、治験を合わせて5例を経験しました。その実際と効果など症例を示しつつお話ししたいと考えております。
ご開業の先生方に構造的心疾に対する最先端の経カテーテル治療を解説および提供させて頂き、高齢で重症な大動脈弁狭窄症の方や開胸手術のリスクの高い僧帽弁逆流症の方がおられましたら、遠慮なくご紹介頂けますと幸いに存じます(桃原)。

講師

公益財団法人 日本心臓血圧研究振興会 附属 榊原記念病院
循環器内科 桃原 哲也 先生

参加費

会員医療機関:無料 会員外:3,000円

申込み(要予約)

①医療機関名、②参加者名、③参加人数、④TEL番号、⑤FAX番号を明記のうえ、FAX(03-5339-3449)にお申し込みください。

※ホームページからのお申し込みはこちら

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